今回フィリピンに戻ることを決めた後ですが、7月10日に当校の先生のお母様が亡くなったと報告がありました。7月12日にダバオに到着予定でしたのでお通夜かお葬式には参列したいと思っていました。
日本の場合、7月10日に亡くなったら通夜ではなくて葬儀の方に参列だと思われるかもしれません。でもフィリピンはお通夜の期間がとても長いのです。
宗教や地域によって違いはあるそうですが、先生のお母様の場合は7月20日に埋葬すると聞いてますので約10日間になります。フィリピンは7100以上の島々からなる国なので他の島にいる親族、またはOFWという海外で働いている親族が会いに来るのに時間がかかります。そういった親族が対面できるように、棺に入れたご遺体を家で10日間安置するのだそうです。
ダバオに着いてすぐスタッフと日程調整しました。その結果、本日7月18日に先生のご両親が住まれている家を訪問することになりました。当校からは献花と気持ちばかりの弔慰金を持参しました。香典袋こそありませんが、この辺は日本の会社とあまり変わらない気がします。服装は赤を避ければ何でも大丈夫と聞いています。
お母様は高血圧で突然亡くなられたそうです。お父様もかなり気落ちされているようでした。一緒に行ったスタッフがずっとお父様に話しかけてお母様との思い出話などを聞いていました。
弔問客のために飲み物やお菓子が用意されていたり、外にはテントが張ってあり近所の方がお話しされていました。そこで食事をもてなしたりカードゲームをしたりもするそうです。しかし悲しみに暮れているご家族に気を使わせたくなかったので、先生と先生のご主人とスタッフで食事に行ってそこで失礼することにしました。
今回でスタッフの親族が亡くなったのは2度目ですが、どちらも私とほとんど年齢が同じことに驚かされます。